圧倒的天才による圧倒的セラピー(藤井風 LIVE感想22/10/15大阪)

  • 2022.10.23 Sunday
  • 18:03


行ってきました、
藤井風 パナソニックスタジアム吹田。


春の倉敷市民会館が当然のごとく外れ、
私的には昨年神戸以来、2回めの風さん。
→何なんはこっちのセリフなんよ (藤井風 LIVE感想21/11/12神戸)

いいなーと思って聴き出したのは
何なんwの頃からなんだけど、
→ごちゃ混ぜプレイリスト
普通にLIVEに何度も行くことになるとは。
風さんはコロナ禍で苦しんだこの2年間で
唯一得た『新しい好き』かな。

だからって詳しい訳では全くない。
他バンドオタクのただのライトリスナーです。
レポなんてとんでもないけど、
素晴らしいLIVEだったので
感想だけ書いておこうかな。


口も性格も荒みきった素人な上に
ここは自分のBlogなので、
割と素直な気持ちを書きます。
嫌な気持ちになるファンの方がいたら
ごめんなさい…。
先に謝っておくスタイル。



もちろんネタバレです。



パナソニックスタジアム吹田は
大会場に行き慣れたB'zオタクの私が
初めて行くスタジアムだった。
それもそのはずで、LIVE使用は初だって!

行き帰りは特に帰りが結構大変。
ただ、スタジアム自体は非常に綺麗で
スタンド席も広く(ドリンクホルダー最高)
トイレも多そうで(非常に重要)
どこからでも見やすい、良い会場でした。

昼は季節外れの暑さがきつかったけど、
陽が傾いてからは秋晴れ+涼しい風が吹いてきて
野外LIVEってこんなに気持ち良いんだーーって
思ったよね…(そのような経験がほぼない)


私たちの席はスタンド下段中央ちょい右。
見やすい&音を遮るものもなく快適だった。

ステージセットも至ってシンプルで、
サイド席の視界を奪うごてごてしたセットも
無駄な装飾も一切なく(含蓄)、
代わりにクソデカスクリーンが
両サイドと中央に。
非常に好みでした。
そしてセンターに花道があった!


始まる前にスモークが出てきて、
バイブスだな…」とつぶやく
Suchmosファンの私。
バンドメンバーが登場!
中央のせり上がりに真っ白な影が見える。



1.何なんw

開幕何なんで驚いた!

それより登場した風さんのスタイルに驚き。
いつも通りビッグシルエットな
白のサルエルセットアップには、
肩からドレープを入れた
ベージュの別布が付いている。
菩薩様が付けている条帛みたいな感じ。

さらに中央の高い位置のセットから
座禅スタイルで登場したもんだから、
教祖感半端なかった。

ところが口を開くと

「立ちたい人は立ってもええんやで〜」

だったので忍び笑ってしまったw
この人どこに居ても
『いつも通り』に見えるのが凄い。

スタジアム級アーティストになるために
生まれてきたような風格というか。
3年目で4万人を目の前にして
一切変わらない泰然自若ぶりよ…。


アウトロは花道で恒例の?立ちピアノ!
アウトロってか、ピアノソロだよね。

『何なんw』はこれを見に来た!ってほど
LIVEのメインに持ってきてた印象なので、
これを冒頭に持ってこれるほど
ヒット曲が増えたんだなーと実感した。
知らんけど。



2.damn

これ好きなんだよねー!
ウッドベースとっても良い!

ダンサーさんたちが出てきて
風さんもMV的なダンス。
ダンスのキレはプロとは違うけど、味がある。



長谷川将山さんが登場して生尺八披露!
生で尺八聴けるのは貴重だなあ。



3.へでもねーよ

イントロで座りスタートだった(と思う)けど、
風さんは本当にぺしゃんって座るから可愛いw

どこだったかな、奏者の紹介をしていた。


「よお来てくれました〜」


相変わらず喋りだすと空間がスローになるw


客席きょろきょろして
「うう;;」って腕で
顔を覆ったりのリアクションしてて、
泣きマネしてるのかと思ったら
本当にうるうるしてたのかな?
有観客スタジアムが出来て良かったねえ…。

「みんなここまで来るのに
大変なこともあったじゃろうけど」
「みんな思いやりを持って、助け合って」

楽しい時間にしましょう的な。

セルフ通訳的な英語MCももちろん健在。
「don't worry」
「This is our world」
「This is our garden」



4.ガーデン

バンドメンバーのせりがかなり高く、
そのセットにLEDで美しい花が。

中央スクリーンにイメージビデオ的な
見たことない映像
古い映画のような加工がされている。

お花のガーデンで微笑む藤井風。
そして両サイドの巨大スクリーンには
映像そのままの生藤井風の美しいお顔がアップ。
色々『分かってる』な……。
そりゃ花も咲く…(最低な感想)
後でMVとして発表されるのかな?



5.やば。

ダンサーさんがベンチを運んでくる。

ベンチに寝転んだり座り込んだり
けだるげな仕草、のちダンサーとダンス。
てかこの曲絶対歌うの難しいのに
よくあの姿勢でぶれないな…。



TAIKINGのギターが鳴り響く。
タイキ君元気そうでにっこにこで嬉しい。
Suchmosファンの私にとって、去年のこの日は
HSUさんの悲しいニュースを聞いた日だったから。

しかしこの曲何だろ?新曲?



6.優しさ

えっ!
アレンジされたってレベルじゃない、というか
『優しさ』にピアノを入れないの??
びっくりした!

「花の咲く季節が戻ってく る Uhh…Ah〜」

のロングトーン部分から
一気に会場の空気が変わった。
刺さるのではなく、降り注いでくるような。
すごいシンガーだな…。


左手の平をマイクの底に
添えるように持っていた。
すべすべした指が若い。
輝く未来が見えるようだ。



「Next new song」
「ここからは初めての試みで、
この曲だけ写真、動画、SNSアップOK」

「でもなんか分からんけど、
ネタバレ禁止、いうことで…
(ちょっと不満そう?w)
明日までアップはせんで欲しいんじゃけど…」



7.grace

私はスタンドでどうせ綺麗に撮れないし、
じっくり聴きたいしニョッキダンスしたいしで
画像3枚ほど撮っただけだった。

中央スクリーンに映るスマホのライトは
確かに綺麗だった。
私の最愛の歌手、稲葉浩志さんが
この景色を初めて見た時
「街の灯りが灯るような…」と言ってたけど
まさにそんな感じ。

…ただ、座席から見える景色は
きらきら目の前で歌い踊る歌手を
レンズ越しでとらえた液晶が
ずらーっと並んでいて、
集中できないなあ…って。
あとパシャパシャ音がすごく邪魔。

洋楽ではスタンダードになってるのかもだけど、
個人的には演奏中の撮影許可は
やっぱりあまり好きじゃないな。

▼藤井 風 - grace(Official Video)




アウトロからゆったりレゲエタイム。
花道でのんびり搖れている風さん。
スマホ片付ける時間取ってくれてるのかw

割と皆さっとしまっていたけど、
撮り続ける人いそうだなーって思ってたら
「それじゃそろそろ
ケータイしもうてもらおうか〜」
って本人スローなアナウンス。
方言もあるけど角が立たない話し方する人だなあ。



8.帰ろう

えっ!

『帰ろう』は風さんの曲の中でも
トップランクに好きな曲なんだけど、
レゲエアレンジになってて衝撃だったw

原曲に滲む陰が無くなり、
スローでカラッとした印象に。
これがまた、日が落ち心地よい風が揺らす
野外にはとても合っていて良かったんだよね。
ここにきてなぜレゲエなのかは分からないけどw



9.さよならべいべ

ワイパー手振りじゃん。
手振りならまかせろー!

行進みたいな振りが可愛い。


MC。

「みんな疲れたじゃろ?」
「座ったりしてゆっくりしてもろうて」

その合図で皆が着席する。
体力の回復させてくれるのすごい…
(ロック畑オタク謎の感想)


花道にてピアノソロ。
さっきまで歌手だった人が
ピアニストになって圧巻のプレイ。

初めて知った時に
『すごい人出てきちゃったよ…』
って慄いたんだけど、
どこまで広く深いんだろうか…。



10.ロンリーラプソディ

ピアノソロからイントロへ。

「一緒に深呼吸しましょ」


「綺麗なものだけ吸って〜」
「ネガティヴなもん全部吐き出して〜」

「綺麗なものだけ吸って〜」
「ネガティヴなもん全部吐き出して〜」

浄化セミナータイムである(褒めてる)。
ネガティヴなもん吐き出したら
何も残らなかったらどうしようと思いつつ
深呼吸。


中央スクリンのLEDは
最初枯れ木が一本立っていて、
その木がだんだん葉を付けていく映像。


ロンリー〜アウトロから
再びピアノ繋ぎで



11.それでは、

厳かな、という重みはないのに
神聖と表現したくなる空気感。

ファルセットが優しくて心地よく、
泣く子も眠ってしまうんじゃなかろうか。
絶対何か癒やしの波形が出ている。

中央LEDの一本木には
実(ライト)が成ってゆく。
世界観完璧かよ…。



12.青春病

ここで花道に走り出した、はず。

青春を「どどめ色」で歌ってくれる人は
信用できる。

手を振り回すような振りがあったじかな。
風さんは割と、客に同じ動作を煽るような
はっきりしたアクションをしないので
なかなか客の振りが揃わないw
そういう主義なのかも。

アウトロでTAIKINGが弾き倒し、
アップで写っていてテンション爆上がりだった。
ロックじゃないのでギターが
前面押しにはならない調整ながら(たぶん/素人)、
LIVEの大事なスパイスになっていて嬉しい。

風さん一旦袖へ。

LEDの灯ったバンドメンバーのせりが
とんでもなく高くまで上がってびっくり。
ステージ暗転の中メンバーのシルエットが
赤いLEDに浮き上がり、
環境SEみたいな音楽が流れている。



ジャジーな演奏(※素人)
ウッドベースからの…



13.死ぬのがいいわ

高い位置のメンバーよりもさらに頭上から
サックス吹きながら
真っ赤なセットアップで現れる風氏。

ちなみにこの日バンドメンバーの衣装が
ドレスシャツ中心だったんだけど、
この赤い作務衣みたいな
セットアップのインナーも
ドレスシャツっぽかった。
一切脱がなかったけどw

中央スクリーンには
再び見たことのない映像が。

敢えて映像が途切れるような
ノイズを入れた激しめの映像
これがエモーショナルな演奏に
とっても合っていた。
世界的にヒットした曲として
LIVEの『見せ場』を完璧に作ってたな。
(あれ?演出だよねあれ?wトラブルじゃないよね?w)

▼藤井 風 - "死ぬのがいいわ" Live at 日本武道館 (2020)

嫉妬心すら浄化される天才ぶり。
こっちが何なんじゃわ。
出来ないことないんか。



14.燃えよ

しゃがんでファルセット、からの
TAIKINGギターへ。

ここでステージ前激しめに炎が吹き出して
『火!!!』ってメモった私。
原始人かよ。
火を見ると安心する界隈なもので…。

もーえーよ、も振りっぽいのがあるけども
やっぱりサビまで手拍子中心の客席。

あの真っ白なショルキーが登場!
全くもって鍵盤見てないのがスゴイ。
体の一部みたい。



15.きらり

イントロ繋ぎに
ぶち上げクラブタイムがあって
風さんのLIVEでダンスタイムがあるの新鮮!
でも視界が全く踊ってないから
踊っていいのか迷ったw

「すいた〜吹田スタジアム〜」

風さん独特のゆる会場煽り。
アガるというか癒やし。

大勢のダンサーと一緒に踊る風さん。
去年より体力アップや慣れもあるのか
のびのび踊っていた印象。

しかし『きらり』の大ヒット以降も
LIVEの要になれるキラーチューンが増えたね!



16.まつり

来た!
今回のスタジアムのキーであろう
盆ダンスタイム。

ワイパー手振りの稲穂が揺れる。
ここは客席綺麗に揃っていて綺麗だったー。
サビのひらひらおどりも楽しい。

びっくりするぐらい高くまで上がったせりで
風さんがひらひら踊っていた。
何だこの心象風景。夢か。

この日最高潮にボルテージが上がったところで
LEDに花火が。

色合い綺麗だね〜って見ていたら
頭上でマジ花火が上がり始め、
びっくりしてマスクの中で
ぽかーんって口開いてしまった。

辛かった今年盆深夜、画面越しに見た
『まつり』生演奏を彩る生花火は
コロナ禍以降の皆の苦労をねぎらい
讃えているようで、ちょっと涙が出た…。
圧倒的セラピー。

しばらく滞留した
硝煙のかおりに包まれたのも良い思い出w



ダンサーさん紹介!
ダンサー達弾ける笑顔でステージ袖へ。


「皆Amazing!皆Amazing!皆Amazing!」

皆に感謝を伝える言葉につなげて
「わしも頑張らんといけん」
と謙虚な言葉。

「あんなに花火ブチ上げてしもうて
最後かと思ったら、
次が最後の曲です」

ってラストまで笑いを忘れないw

「みんなそのままで
パーフェクトな存在ということを忘れないで」
「同じ時代の同志として」
「愛すること、生き続けること
諦めんでください」

という趣旨のMC。
はじめに見た時から一貫して
お坊さんのように悟った人だな。
状況が激変しただろうに、この若さで
ぶれないのは凄い。



17.旅路

この曲がTV初歌唱だったよね。
あの頃より安定した深みのある歌声で、
疲れた体に染み渡ってきた。

ラスト、両手ピースを頭上に
バンザイのように掲げてにこっ!
しかし笑顔まで綺麗。美貌よ。
彼が持ってないものないんじゃないだろうか。



あれ、バンドメンバーどこで紹介したっけ…。
忘れてしまった。
今回はメンバートークなかったね。
ここだったか忘れたんだけど、
ステージを作ってくれたりしたスタッフに
拍手を贈ってってMCがあったと思う。


graceが流れる中、
アリーナ上手、下手、スタンドに走って
エアーハグする風さん。
スタジアムが震えるほどの拍手が鳴り響いていた。
感極まった表情でお客さんを眺めながら
ステージを降りる風さんに、
良かったなあ…と親心のような感慨が…。

まずはスタジアムLIVE大成功、
おめでとうございます。
アリーナツアーは日程的にも行けそうにないけど、
また絶対行きたいです。



唐突に終わる。
また思い出したら追記しようかな。

最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

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    総合芸術と変態音響が生み出す爽快感(サカナクションLIVE感想21/12/22大阪)

    • 2021.12.30 Thursday
    • 19:57



    行ってきましたサカナクション大阪。

    大阪に出るのが何と3年ぶり!
    2019年はLIVEも落選し行く機会がなく
    こんな状況になってしまって。
    思春期以来初ってぐらい久々のこと。
    梅田の景色見ただけでちょっと泣いたよね。

    そしてサカナクションは今ツアーが
    コロナ禍以降初の有観客だったんだよね。
    大事な瞬間を目撃出来るって幸せなことです。


    私はいわゆるライトリスナーで
    彼らの現場参加は今回で3回め。
    なのにLIVE映像作品は多分、大半観ている。

    CS放送などもありつつ、
    こんなにたくさん観られたのは
    やっぱり昨年春から彼らがやってくれた
    You Tube無料配信のおかげ。
    無観客配信まで無料配信してくれて、
    逆に感動しすぎてすぐBlu-ray注文した。

    コロナ禍で大変な中ずっとそうやって
    皆の『夜』に寄り添ってくれたんだよね。

    そんな彼らの久々の有観客LIVEは、
    直前の配信LIVE『アダプトONLINE』からの
    流れを組んだプロジェクトの一環。

    無観客LIVEを有観客の代わりにするどころか
    配信でしか出来ない表現を追求しつつ、
    有観客LIVEで今度はそれを
    生でしか出来ない表現に昇華させるなんて
    さすがとしか言いようがない。

    …違ってたらすみません(ライト層なので…)


    レポは書けないんですが、
    素晴らしいLIVEでしたってことは
    是非記しておきたい。

    というわけで以下ネタバレです。
    中身はないのにネタバレです。




    我々が選んだのはA席、スタンドサイド後方。

    着席してふと見上げたら、
    でっかい円柱状のスピーカーが
    何本もぶら下がってて慄いたよねw
    音響的な死角を減らすことを目指した
    オリジナルのサウンドシステムだそうで。
    たとえA席であっても。
    音楽を聴きに来るお客さんに対して
    誠実だよなあって感動してしまった。
    (ただ毎回赤字なのは大変なので
    「これ貸し出してはどうだろう…?」と
    友人のちょーじ氏が言ってたw)

    実際、音は最高でした。
    重低音強めかな?
    個人的にすごく好みで踊り狂ってしまった!


    各楽曲について書くほど覚えていないんだけど…
    以下、ほぼセトリサイトで補完させてもらった
    セットリストです。



    1.multiple exposure
    2.キャラバン
    3.なんてったって春
    4.スローモーション
    5.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
    6.月の椀
    7.ティーンエイジ
    8.壁
    9.目が明く藍色
    10.DocumentaRy
    11.ルーキー
    12.プラトー
    13.アルクアラウンド
    14.アイデンティティ
    15.ショック!
    16.モス
    17.夜の踊り子
    18.新宝島
    19.忘れられないの
    EC
    20.三日月サンセット
    21.白波トップウォーター
    22.ナイトフィッシングイズグッド
    23.フレンドリー



    今回は舞台・映像・LIVEの融合ということで
    LIVE前半(DJタイム前まで)は
    女優の川床明日香さんが
    スクリーンにもステージにも登場し、演じていた。
    一連の楽曲が物語性を持っていく、
    まさに総合芸術といった印象。

    冒頭から部屋に
    一人で籠もっているような、
    閉じ込められたような、
    鬱屈したシーンが続いた。
    照明も暗かったり、狂気を感じる赤だったり。

    やがて彼女が
    スクリーン上で明るく開けた外に走り出し、
    ステージ前方に登場して
    山口さんと手を握り、終幕(女優編は)。


    自粛で外に出られなかった、
    誰とも会えなかった時の苦しみも
    表現しているのかなって。
    スローモーションの『だんだん減る未来』で
    川床さんの顔に減っていく秒数が出てきて
    ちょっと鳥肌が立った…。
    「今だけは我慢」って何度も聞いた言葉だけど
    実際その間も人生の残り時間は
    消費されていたんだよね。


    しかし、LIVE冒頭1曲めの歌詞が
    『生きづらい』なのは心臓鷲掴みだった。
    サカナクションもほんのり漂う陰の部分、
    孤独を感じる所に惹かれる。

    『目が明く藍色』、
    白く発光するステージに向かって
    客が一斉に腕を捧げる宗教色満点なシーンに
    エクスタシーを覚える。
    宗教色の強いLIVEはやっぱりいい(絶賛してる)。
    音楽で救済される幸せを感じられる。

    ▼サカナクション - 目が明く藍色(MUSIC VIDEO)



    DJタイムは毎度あがる!
    レーザー光線も交えたライティングは
    城ホールを巨大なクラブへ変えていく。


    DJ以降の後半戦は畳み掛けるように
    キャッチーであがる曲が満載。


    新曲『プラトー』も歌詞は答えの見えない
    苦しみを表現しつつ、
    楽曲自体は外に開けていくような
    明るさがあって救われるなあ。

    ▼サカナクション / プラトー -Music Live Video-



    『ショック!』では90年代初期風の
    ワイドショースタジオとコメンテーターが登場w
    芸能リポーターの女性が
    山口さんにマイクを差し出し
    スクリーンには「ショック!ダンス大流行!」
    的な架空の該当インタビュー映像がw

    このショック!の脇を
    ワキワキしながら跳びはねるダンス
    楽しすぎた!
    冷静に考えるとすっごいダサいんだけどw
    ここまでくると客も半トランス状態なので
    恥ずかしさも感じず全力で踊れる。
    そもそも山口さんが率先して飛び跳ねてるからw

    てか、途中で山口さんが突然
    たけのこニョッキみたいに手を上で合わせて
    左右にシャキーン!シャキーン!って振りをw
    客も即やってたので定番なのかと思いきや、
    この日突然出た振りだそうで笑ったww
    魚民訓練されてるね!w

    ステージ前でめちゃくちゃ楽しそうに踊っている
    スタッフが映し出されて微笑ましく見ていたら
    写真撮影の時に監督さんと知ったw最高w


    ショック!ニョッキダンスで全身運動したあと
    モス→夜の踊り子→新宝島の流れ、
    もう踊りすぎてへとへとに疲れたw
    『忘れられないの』でほっとしたのは秘密w
    モスは勝手な私のテーマソングです。

    ▼サカナクション / モス -Music Video-



    サカナのLIVEはクライマックスが何度もきて
    最後は汗びっしょりになる。
    DJあってもクラブというよりGYMよりかなw
    初回参加時は意外だった。



    アンコール前のMCで山口さんが

    「ミュージシャンとして生活する中で
    徹夜したりずっと籠もったりしてね、
    こんな生活をしているのに
    他の普通の生活を送っている人たちの気持ちの
    代弁、寄り添うことが出来るのか。
    想像で書いたらいいのかな、
    と思うこともあったけど
    今回こういうことがあって、
    みんな同じなんだなって。
    みんな同じ不安な夜を
    乗りこなしているんだなってことが
    よく分かりました」

    という事を仰ったのが強く印象に残った。
    浮世離れしてしまうと、いわゆる
    一般人の感覚が分からなくなってくるのかな。
    でもそこに苦悩するのは、やはり
    音楽やリスナーに対して誠実だからだと思うな。


    ひとしきりお客さんに
    感謝の言葉を述べたあと、

    「でも君たちに一つだけ言いたいことがある!
    物販が全然売れてない!せつじつ!」

    「特にこのショック!飴(取り出す)
    みんなショックが足りないと思って
    急遽コラボしていただいて、
    ノーベルさんありがとうございました」
    「ノーベルさん今日来てるのに!」

    めちゃくちゃ笑ったww
    いや私は嬉しくて5袋買ったよ!w
    ファン以外へのお土産にも重すぎず
    価格もちょうど良いお菓子はいいよね!

    そしてモッチさんに飴をなめさせながら

    山「なめてこのあと歌える?」
    山「あのね、みかん?
    柑橘類は声出なくなるらしいよ?」
    モ「いや、これ、レモンなんだけど…」
    www

    酸っぱさの変化を
    山「ドラクエで例えるとどの辺?」
    って聞くのも笑ったw
    最初は「バラモス倒せるぐらい」
    甘くなってくると「ダーマの神殿」ってw
    「これ分かる人殆どいないでしょ」
    いや、分かるよw

    関係ないけど山口さんの
    ダハハハ!って笑い方好きw
    繊細そうなのに笑い方は豪快w


    あと
    山「怖い話、オカルトじゃないんだけど」
    って言いながら話した内容が
    完全にオカルトだった件。

    先日のどこかの公演で歌っていたら
    ギターをすっと押されたと。
    (山口さん曰く「手伝ってくれた」)
    ●○さん(テック?)かと思って
    振り向いたら誰もいなくて、って。

    「そんで、今日も現れたのよ」
    目が明く藍色で、女の人が
    「さんはい」って囁いたって…。

    しかしここでも
    えええ?!とかきゃー!とか叫ばずに
    雰囲気でざわざわっぷりを伝える
    民度の高すぎる魚民たちの方に驚いたよ私w

    途中、笑いを噛み殺してるファンに
    「笑うのはいいらしいよ」って
    山口さんが声をかけるぐらいw
    サカナの現場は毎度ファンの方の
    きちんとした姿勢に安心して過ごせる。
    泳ぎやすい現場。好き。

    話を元に戻すとw、
    山口さん曰くその現象は
    「音楽の神様が降りてきてるんだろう」
    とのことで。
    そういう考え方素敵だね。


    今回岡崎さん以外は話してくれた。
    相変わらず岡崎さんトリッキーな服装なのに
    恥じらってらっしゃって可愛い…。

    サカナクションも私はベース最推しなんですが、
    草刈さんは相変わらずベースばっきばきで
    かっこいいし美しいし最高でした。

    オーラスの曲、フレンドリーで
    スクリーンにエンドロールが流れ、
    そこでメンバー紹介がされるのも
    LIVEというより映画のようで良かった。

    でも、ここで幕を下ろして終演ではなく、
    最後にちゃんとメンバーみんな前に出てきて
    客に頭を下げてくれるのがサカナクション。
    マイノリティとマジョリティの間を泳ぐ存在、
    バランスが絶妙なんだよね。
    このバランスは他にあまりないんじゃないかな?


    最後までお客さん、メンバーの喜びが
    口に出さなくても伝わってくるような
    幸せな空間でした。


    一曲聴き出すとあれもこれもと
    聴き返したくなる、中毒性を持つ楽曲。
    他のこと何も考えられなくなるような
    没入感の高いLIVE。
    もう場所と日にちさえ合えば
    必ず行きたいバンドです。

    曲は好きだけどまだ彼らのLIVEを
    見てないって人がいたら、
    是非体感してみてほしいな。
    まずは配信でも彼らの魅力は伝わるはず。
    (配信でも衝撃的な音の良さ!)

    ▼サカナクション / Concept Album「アダプト」-teaser movie-



    来年は15周年ということで、
    おめでとうございます!
    私なんかの夜にも寄り添ってくれてありがとう。
    私もひっそりお祝いしたいです!


    こんなまとまらない素人の文章を
    最後まで読んでくださって
    ありがとうございました。

    0

      D.A.N.はいいぞっていう話(D.A.N. LIVE感想にもなっていない21/11/26岡山)

      • 2021.12.05 Sunday
      • 19:19


      地元のライブハウスYEBISU YA PROであった
      D.A.N.のLIVEに行ってきて、
      すっかり好きになって帰ってきたわけですよ。

      元々D.A.N.は3年ぐらい前から聴き続けていて。
      18年に地元に来てくれた時に
      行かなかったことを少し後悔してたんだよね。

      今回最新アルバムのLIVEだった訳なんだけど、
      その最新アルバムが最高傑作でして。
      ノイキャンイヤフォンで外界の音遮断して
      時間を忘れてずーーっと聴いているぐらい。

      元々D.A.N.は
      『ジャパニーズ・ミニマル・メロウを
      クラブサウンドで追求した
      ニュージェネレーション』
      と紹介されていて、
      えーっと難しいことは
      全然分からないんだけど(素人)
      割と『暗闇でゆらゆら揺れたい』楽曲が多い。

      チルい〜みたいなまったり系というより
      ちょっと不穏さ、狂気が潜んでいるような、
      ダウナー系メロウナンバーが多い。気がする。
      ループする不安が逆に心地良いので
      車で暗闇走ってる時とかにおすすめです。
      (メンタルとか事故とか気をつけて)


      最新アルバムのNo Moonは
      さらに映画的な世界観というのか、
      SF的な背景を感じたり
      別世界に漂ってるような錯覚に陥ったり。

      前作までより音の重なりが複雑で
      エレクトロ+ヒップホップ的な軽快さも、
      プログレかな?みたいな難しさもあったりして、
      世界が広がった印象。
      えーっと難しいことは
      全然分からないんだけど(素人)

      LIVEでは、音源で陥った
      『無限に拡張されてく感覚』が押し寄せてきて
      これ合法か?って心配になるぐらい。
      脳から快感がゾワゾワ降りてきてスゴかった…。


      落ち着いているとはいえ
      コロナ禍で知らない現場の
      ライブハウスに行くということで、
      事前に調べてから行きました。
      発売サイトにきっちり感染症対策の詳細が書かれ、
      現場もきちんとしていらっしゃって
      危険は全く感じませんでした。

      お客さんも全然普通のバンドファンって感じで、
      ドラッグ売ってそうじゃなかったので
      ものすごい安心したw
      どういう偏見。
      いや、ちょっとアングラなイメージあったのでw
      (会場が繁華街近くの地下だったしねw)


      興奮が伝えたくて書き始めたはいいが、
      LIVEレポなんて難しいこと出来るわけがないw
      とにかく、酒飲めなくても酔いまくりでした。
      何でだれも知らないんだ!
      何でこの良さをだれとも話せないんだ!
      むしろ有識者話しかけて教えてくれ!って
      明け方まで検索しまくったぐらい。


      一番新鮮だったのは、
      ボーカルの櫻木さんは
      シンセも担当されてるので
      ずっと上手側が定位置で、
      ボーカルが『フロントマン』じゃないっていう。
      センターは不在。

      奥にドラムの川上さんが居て、
      下手側にベースの市川さん。
      市川さんの奥にサポのコーラス&スティールパンの
      小林うてなさんがいらっしゃった。

      市川さんは最近始めたという
      チェロも弾いていらっしゃって、
      クラシックとは違う感じの演奏が
      サイバーな楽曲と融合していたなあ。

      もちろんベースも体の心地良い所に
      響いてくる感じで最高だった。
      ここもリズム体(隊)がとっても好み。
      知らんけど。


      アンコール前以外は挨拶ぐらいしか
      MCがなかったんだけど(発声は櫻木さんのみ)、
      「コロナ禍で来るのも大変だったでしょう?」
      とか
      「この状況で全国を回れることはありがたいこと、
      帯同してくれるスタッフにも
      うてな(サポメン)にも感謝しています」
      とか、
      「本当は皆の声が聞きたいんだけどねえ…
      早く(コロナ禍)開けるといいねえ…」
      とか、
      「皆よかったら物販覗いてってね。
      今着てるんだけど(ロンT見せる)ここ、暗闇で光るから(笑)
      チャリ乗った時とかも安心だから(笑)」
      とか、インタビューで感じてた以上に
      ご本人たちは気さくというかイキリ感がなく、
      こ、好感度〜!ってババアは安心したw
      (音楽がよかったらイキっててもいいけどw)

      あと、途中出だしちょっと上手くいかなくて
      やり直していい?スミマセン!って
      照れ笑いしてて、えっ可愛い…
      オタクはハプニングが好きです…って思ったw



      もう私みたいな素人がグダグダ書いても
      何も良さが伝わらないと思うので、
      楽曲を貼って紹介に代えます。


      ▼D.A.N. - No Moon (Official Video)

      何回聴いたか分からない。
      イヤフォンで2時間ぐらい聴いてたことあるw

      LIVEでは2曲めからいっきなり演奏されて、
      もう帰ってもいい!ってぐらい満足した。
      (実際は序の口でした)

      割とD.A.N.の楽曲の中では
      キャッチー…キャッチーとは…?
      もう分からない。キャッチーって何。
      「不条理 不条理」が脳内を回るの
      最高に気持ちいい。不条理。

      MVの世界観も最高だけど
      ものすごい情緒不安定になるので
      鬱な時は注意してください。今言うな。


      ▼D.A.N. - Anthem (Official Video)

      スティールパンの音色ってこんなにいいんだって
      感動した曲。
      これも結構キャッ…キャッチーとは…?
      No Moonという世界観自体がコロナ禍に
      影響を受けているらしいのだけど、
      『今 時代の変わり目』など、これも
      今だからこそ出てくるフレーズが多くあるね。

      今回、どんな立場のミュージシャンも
      大きな経済的ダメージと共に
      活動を無意味なもののように叩かれてしまう
      不公平さ、無力感や憤り、失望を抱いた人が
      多かったのではないかなと思う。

      その鬱憤をSNSで喚き散らすとかではなく
      音楽に昇華し、傑作を生み出した人たちは
      より好きになったなあ。
      彼らもその一組。


      ▼D.A.N. - The Encounters [feat. Takumi (MIRRROR) / tamanaramen] (Official Video)

      これはブチ上がったなあ、
      下向いて揺れてて、顔を上げたら
      別世界になってそうな不安さがいい…。
      コインの出た面に脳内だけ飛ばされそうな。
      女性ボーカルの美しい高音に
      櫻木さんの美しい高音が続くのすごくいい。
      ひんやりしてるのに体温を感じる。


      ▼D.A.N. - Aechmea (Official Audio)

      音源では私には難しいかな…って思ってたのに、
      LIVEで聴いてから今は延々聴いている。
      サイケっていうのこれ。壮大過ぎる。
      脳内がう、宇宙〜(IQが低い)


      ▼D.A.N. - Native Dancer (Official Video)


      ニューアルバムしか貼ってなかったので
      アンコールに演奏した大好きな曲も
      貼っておきます。

      多分ファンの中でも人気曲なんだけど、
      本人も「リミックスかってぐらい」
      バッキバキにクラブアレンジされてて
      一瞬原型が分からないレベルw
      最高だったしまたオリジナルに近い
      バージョンも聴いてみたいな。


      唯一、個人的惜しむらくは、
      私が彼らを聴くきっかけになった
      SSWBが演奏されなかったことかなw
      まあまた聴けるでしょう。


      ▼D.A.N. - SSWB (Official Video)



      支離滅裂過ぎる。
      とりあえずおすすめしたいって
      大急ぎでこれを書いたのは、
      12/8、スタジオコーストで行われる
      千秋楽の無料配信があると知ったからです。

      よかったら沢山の人に観てほしい。
      いや観ないでほしい。
      何か『自分だけ知っておきたい』って気持ちが
      初めて分かった気がするw
      いやでもやっぱり素晴らしいバンドなので
      是非観てほしいです!


      ▼D.A.N. GLOBAL STREAMING LIVE on YouTube | Teaser


      →D.A.N.(Spotifyリンク) →D.A.N. - TOUR 2021 ANTIPHASE OF THE MOON


      こんな素人の推薦文を
      最後まで読んでくださって
      ありがとうございました。
      あとファンの方すみませんでした
      (怒られる前に謝る)

      ──────────

      2022/1/30追記:
      マスタリングしたアーカイブを
      公開してくださったので
      貼っておきます。ぜひ!

      ▼D.A.N. - TOUR 2021 ANTIPHASE OF THE MOON at STUDIO COAST


      0

        何なんはこっちのセリフなんよ (藤井風 LIVE感想21/11/12神戸)

        • 2021.11.21 Sunday
        • 17:58


        B'z関連以外のLIVEで軽くメモったのは初めて。

        そのこと自体に深い意味はないというか、
        実は3列め(やや下手側)だったんですよね…。
        発券して席番を見た時に、なぜか慌てて
        メモ帳とペンをバッグに入れたという。

        素晴らしい良席での参加をさせてもらったので、
        感想だけでも書き残しておこうかなと。


        …初めに、私はB'z稲葉浩志のオタクで
        藤井風さんは何なんwから良いなと思ってました。
        (稲葉さんが紹介するより前だよ/自慢)

        同郷ということもありひっそり応援してて、
        いつ売れるかなーってわくわくする間もないほど
        あっという間に売れまくってしまい
        当然のごとく初参加LIVEがアリーナになるという。
        素晴らしい。


        楽曲は全て聴いているし
        去年の武道館配信、日産スタジアム配信も観て
        MV等もチェックしてますが、
        詳しいわけでは全くないので
        意図せずファンの人を傷つける表現を
        してしまったらごめんなさい…。
        先に謝罪するスタイル。

        あと私はSuchmosファンでもあるので
        冒頭にTAIKINGが出てきた時
        胸がいっぱいになってしまって、
        そして席がTAIKINGの定位置目の前だったので、
        2、3割はTAIKING見てたかも。
        (※サポが彼だからチケット取った訳ではないよ)

        MCなどは全部うろ覚えです。
        メモといっても要所を一言とかだけなので。
        基本あんまり信じないでください(意味)

        当然以下からネタバレだよ。




        3時間予報が曇のち晴れ10%(画像参照)の中、
        開演前ぱらつく雨→ザーザー降り&強風(気温12度)
        おまけに開演列が雨避け出来ない&全く動かない
        というおっそろしい環境で
        始まる前にかなり体力を削られたという。
        10%にかける男は本命で嫌ほど経験しているのに
        (稲葉浩志さんは大変な雨男です)
        毎度油断するアホである。



        曲は知ってるけど曲名が思い出せない…
        開演前SEに合わせて手拍子が巻き起こる。
        ロックがほぼゼロのSEセレクトも新鮮!

        …と、急にみんながざわざわして
        後ろを振り向き始める。悲鳴も。
        (ちなみに叫んじゃ駄目だよ…)

        なんと風さんが
        客席通路を歩いて登場したからであった。
        しかもサックス吹きながら。
        何なん(一回目)

        ところどころで会釈しながらの登場で、
        素晴らしい粋な演出と思いつつ、
        駆け寄る人もいて、演奏中に
        触られたりしそうで勝手に心配したw
        (感染症の関係もあり)




        1.風よ


        私は風さんの歩く通路側から4番めに居たので、
        間近での初風さんとなった。

        第一印象は、デカ!だったw
        いや、いつもコンパクトな人見てるのでw
        身長161cm+5cmヒールの私が
        見上げるぐらいだったもんな。
        想像通り肩幅も広くてがっしりしてる。
        あと彫りが凄い。超立体。

        衣装はビッグサイズなカーキのセットアップ。
        特にボトムはいつものルーズなシルエット。
        インナーに長めの半袖Tシャツ。



        2.調子のっちゃって

        ちょ、し、のっ、ちゃ、って、と
        手を交互に出すようなフリ。
        やっぱり「モノを隠す」で
        股間いや鼠径部辺りに手を持っていくのねw

        というか、風さん結構
        そこに手を持っていくことが多くて、
        えっちとかではなく落ち着くのかな?と思ったw
        クセで変な所観察してごめん(謝るなら…)



        3.優しさ

        この日初めてピアノの前に座る。

        『優しさ』で風さんに強く興味を持ったので、
        聴けて嬉しかったなあ…。

        打鍵が強めなのも良いですよね。
        知らんけど(素人)

        TAIKINGの軽くヘドバンしながらの
        エモーショナルなギターが
        『優しさ』という楽曲と相まって
        非常に感動的だったし
        CDと違ったかっこよさがあった。





        MC。

        「始まる前に今日、ぼっけえ(=すごく)
        雨いうか嵐いうか、吹いとって
        大変だったんじゃろ?
        わし、みんなが寒うねえか心配しとんよ」

        実家の近所のおじいちゃんじゃん…。
        相変わらず見た目と音楽と
        喋り方のギャップが半端ないw

        「(大変だったみんなのために)
        何か出来んか考えた結果、
        ああいう登場の仕方をさしてもらいました」

        客席登場はサプライズだったのか!
        これは嬉しいし雨に打たれてよかったって
        思えるよね。優しいなー。

        「ここでLIVEするにはこの柱(左右の)
        立てにゃ出来んということで、
        見えにくい席とかないか気になって…」

        「あとアレ、上の方の席とかな、
        でもわしサウンドチェック(だったかな)で
        あっちこっちの席座らしてもろーて、
        縄跳びとかもしたから、体力作りで、マジで」

        客席で縄跳びとはww
        てか体力作りの内容が会場の周り走るとか
        縄跳びとか、高校生ぽくて何かいいなw

        そんなみんなが寒くないように
        ホットなステージを、的なことを言いながら
        自分の言葉に被せるように
        「きらりー!↑」
        って素っ頓狂な高い声で曲紹介してたの
        不意打ちで笑っちゃうからやめてw



        4.きらり

        え、ダンサー出てきたぞ!?
        わっかいダンサーが4人だったかな?
        MVのように、風さんもセンターでちょっとダンス。

        でも『きらり』って
        歌うだけでも難しくてキー大変な曲だし、
        おまけにダンスまでってことで、
        風さんが途中ちょっと疲れてるの可愛かったw
        ステップや仰け反りとかもまあまあ出来てなくて、
        若干息も切れてて
        天才も疲れるんだな…って変な安心感がw
        (怒られる)

        「こうべーしゃれこうべー」
        言ったのここだったっけ。
        しゃれこうべて。



        5.キリがないから

        これも大好きな曲ー!

        アンドロイドダンサーの方が出てきた!
        この方かな?
        あれ前見えてるのかな。

        最後の含み笑いもCDのまま!


        アンドロイドダンサーさん、
        曲終わりに暗転した後も
        ちゃんとロボット仕草で帰って行ってて
        最高にエンターティナーだった。



        6.へでもねーよ

        中央に胡座かいて?座りながら。
        (視界がスピーカーで隠れてて曖昧)

        ここでもダンサー出てきた。
        風さんは独特なダンス。

        へでもねーよは
        らんでゅー!(DURAN)という気持ちになる。
        LIVEはTAIKINGで、どっちもかっこいい。

        「おどれ」って岡山弁で言うと
        最上級に攻撃的な呼び方なんだけど
        (てめえコラ!的な)
        それを『踊れ』に昇華するのが面白い曲だよね。

        赤と白の激しい点滅ライティングは
        ここだったかな?
        目眩持ちはくらっとしつつ、かっこよかった。

        風さん、結構カクカクとした動きをする。
        ここで前蹴りしながら歌ってたんだったっけ。
        今のところ、唯一アグレッシブな曲。



        「まだみんなが寒ぅねえか心配しよんで」

        まだ心配してくれてたw
        ニット脱ぎたいぐらい大丈夫です!w

        心から温まるような…ってことで
        また自分のMCにかぶせ気味に
        「つーみーのーかーおーりー→」



        7.罪の香り

        うっかりこの辺で双眼鏡(※天体用)を
        3列目からのぞいて見たクズの私、
        「が、顔面……」って感想しかなかった。
        整い過ぎててびっくりする。
        レンズがちょっと綺麗になった気がする。
        何なん(2回目)

        贅沢なことに前の席過ぎてスクリーンは
        仰け反らないと見えなかったんだけど、
        あまりのスクリーン映えに何度かわざわざ見た。
        スクリーンもスクリーンに生まれたことを
        喜んでいるであろう。



        8.もうええわ

        中央キーボードで演奏。

        ベースラインがとっても気持ちよかった。
        好み。
        この方ですね。
        どっかで見たことあると思ったら
        EGO-WRAPPIN'で弾いてたのか。


        風さんの声は
        メタリックな響きが全くない
        まろやかなミディアムトーンで
        伸びやかな部分も非常に心地よくて、
        多分α波的なものが出ているはず。
        基本メタリックなハイトーンボイスを好む私が
        こんなに繰り返し聴くのは何かあるはず。
        赤子も泣きやんで寝ちゃうんじゃないかな…。


        ここだったかな、舞台後ろの
        幕がばっと落ちて、場面転換という感じだった。
        そういや風さん、一度も舞台降りなかったな。



        ネガティブな気持ちとかを
        お掃除しましょ、的なMCで
        フィンガースナップか手拍子かを促す仕草。
        「まあやり方とかはバンメン(バー)が
        教えてくれると思うから」
        的なMCからの、



        9.死ぬのがいいわ

        ウッドベース渋いですね(IQ5)

        私は学生時代(オタク的な)事情があり
        練習して鳴らせるようになったので
        フィンガースナップで。

        TAIKINGが目の前でこっちの方向いて
        やって見せてくれてた。
        ずっとタイキ君を見てスナップ返してたら、
        何度かうんうん頷いて
        にこっ!と笑ってサムズアップしてくれた。
        嬉しい…私にですか…(違うよ)



        10.特にない

        『特にない』は歌詞カード見たら
        何にも囚われない悟りを開いたような歌詞で
        びっくりした覚えある。

        彼を初めに知った時、
        曲にも面差しにも何となく陰があるというか
        ずいぶん死が近くにある人だな…って
        ちょっと心配になってたんだけど、
        最近はそういう所は消えた感じだなあ。
        まあ本人インタビューにある通り
        老人ホームなどを慰問していて
        年齢を超越した死生観をお持ちだから
        そう見えただけだろうけど。



        美しいピアノソロ。
        からの



        11.帰ろう

        これを聴きにきたってぐらい
        大好きな曲。
        心が痛んで仕方ない時に
        ずーっと聴いてたなあ。



        非常に安定した歌唱力で、この辺は毎分
        本当に新人か…?って驚いていた。
        物怖じ感ゼロ。

        星空のようなLEDが綺麗だったなあ。


        「…帰ろうかと思ったけど、
        わしら、まだ若いし、
        まだ青春の病に侵されとる」



        12.青春病

        ここでもうねうね踊ってたかな?
        TAIKINGのギターが非常にかっこいい。



        「ここでバンメンバーを紹介します」
        ピアノの前に戻ってストンと座って
        キヒヒッ!って肩すくめて笑う。
        あの笑い方、よくやるよねw

        バンドメンバーを紹介。
        ベースの真船勝博さん、ドラムの佐治宣英さん、
        ラストにギターのTAIKING(戸塚泰貴)さん。

        TAIKINGの時、風さんが
        「TAIKING from Suchmos!」と手で指すと、
        TAIKINGが聞き覚えのあるフレーズを…。

        STAY TUNEだった。
        事前に情報を見てはいたものの、
        実際目の前で本人がSTAY TUNEを弾く所を見て
        涙がぼろぼろ出てきてしまった…。

        風さんがTAIKINGと並んで
        ワンフレーズだけ歌ってくれたの
        本当に嬉しかったな…。

        4年前には実家のピアノで耳コピーしていた
        アーティストとステージに立っているって
        凄いことだよね。

        ▼Suchmos "STAY TUNE" 耳コピ ピアノカバー


        これ初め観た時衝撃だったなあ。
        ラフでエモーショナルな演奏、
        一人でバンドみたいな音の重なり。

        横浜アリーナでもやってたみたいなので、
        HSUさんのこととは関係ないかもしれないよね。
        でもSuchmos活動休止には関係ありそうだし、
        風さんの気持ちが嬉しかったなあ。
        もちろんTAIKINGの笑顔も。



        13.何なんw

        場内の『きたきた!』を空気で感じるw
        初めて彼が気になった曲なので
        私も非常に思い入れがある。

        ぺたーんって中央に座ったり
        自由な動きが映像で見たまんま。
        風さん結構床に座るね。

        ラストの跳びつきピアノ演奏(語彙)、
        これを見に来た感がすごい。
        初め映像で見て、
        『うわー(天才)出てきちゃった…』
        って思ったシーン。

        ▼「何なんw」Live Short Movie


        この頃より安定感増してたなあ。



        「そねーに元気いっぱい手拍子してくれてから」
        (そんなに元気いっぱい手拍子してくれて…)

        いや、もう字幕いるなと思ってw
        関東の方とか言葉全部通じるのかな?
        テロップ出してあげたいw

        「そんな熱いみんななら
        もう新曲もチェックしてくれたかな。
        MO-E-YO」



        14.燃えよ

        風さん、拳を交互に前に挙げるような動き。
        私の周り、前列なのに慣れてない人ばかりなのか
        全然やらないから、勇気出してやったよ…。
        手拍子と手振りはまかせろー!

        そしてまたダンサー出てきたー!
        風さんもちょっとステップしてたかな。

        ていうかアウトロで風さんが
        ショルキー下げて出て来て、
        浅倉大介をルーツに持つ私は心で吹いた。
        いや、全然イメージになかったから!ww

        エレキギターのごとく光線出しながら
        体を傾けて鍵盤を叩く。

        あまりに一度も下を見ず
        直立で鍵盤を叩くので、
        さすがに打ち込…弾いてんのかーい!!
        ってまた心で吹いた。
        何なん(三回目)


        ダンサー紹介!
        安室奈美恵をルーツに持つ私は(もういい)



        15.さよならベイベ

        イントロもなく突然始まるので
        よく合わせられるなと感心。
        合図とかあったかな…。

        ワイパー手振りだったかな。

        隣(ディスタンス)の男性二人、
        いかにも陽キャな若者で
        始まる前はSE口ずさんだり喋りまくってて
        結構不安だったんだけど、
        始まったら静かな上にこの辺では
        私をチラッと見て小さくワイパーもしてくれて
        何かすごい嬉しかったw
        LIVEで恥は捨てろ!手振りならまかせろ!



        「最後の曲になってしもうた」

        この辺だったかな、バンドメンバーから
        メッセージが。
        TAIKING、Suchmosより喋るの面白いなw
        でも「神戸はバンドで来て以来なので」って
        言葉にまた泣きそうになった…。



        「良いことも悪りぃことも
        執着し過ぎないように」
        「悲しいことばっかり考えたり、
        嬉しいことをこうやって(抱え込む)したいと
        思ってしまうけど、
        どっちにもあんまり執着し過ぎないようにね」

        「悪りぃことばっかり向いてしまうけど、
        どうせならポジティブにというかね、何?
        んー、ハイ」

        すごい良いこと言ってたのに途中から
        ちょっとこんがらがってにっこり笑って
        終わらせたの可愛かったw
        顔が良すぎて一緒に微笑んじゃうという。

        しかし風さん、
        良いことにも悪いことにも
        執着し過ぎないように、
        って高僧みたいな考えだな。
        私は執着の塊で、抱え込んだものが
        こぼれ落ちていくのが辛くて仕方ないので
        耳が痛いというか。その通りだと思う。

        「ここにいるみんな、兄弟で姉妹だと思っとる」

        的なお話。
        日産スタジアム無観客の感じ。


        余談になるけど風さんが時々言う
        「何ぃ?↑」って岡山の人よく使うよなーとw
        英語で言うとWell…みたいなニュアンス?(違う)



        16.旅路

        ここでジャケットを歌いながら
        片腕ずつ抜いて、ほいっと脱ぐ。
        Tシャツ姿で、やっと腕が見えた。
        そんなに着込んで暑くないのかみんな…。
        (稲葉浩志ファンならではの言葉)


        客電が付き、燃えよのSEが流れる中
        バンドメンバーを中央に招いて
        エア手つなぎ→お辞儀。
        なかなか揃わなくてえへへ…みたいに
        照れ笑いするみんな可愛い。

        メンバーが先に退場。
        TAIKING、ぶんぶん手を振る私の前で
        にこっ!と笑ってくれた。
        嬉しい…私にですか…(違うよ)


        最後風さんだけがステージに残って
        上手、下手でペコリと挨拶。


        「みんなの幸せを祈っています、マジで。
        God bless us」


        この時は優しい子だねーって
        親戚のおばさんのように聞いていたものの、
        後日すごい辛くて悔しい事があった時に
        「幸せを願っとる」って言葉が蘇ってきて
        ちょっと泣いた。
        後日噛み締めていっそう幸せになるのが
        良いLIVEだと思う。


        で、静かに終わるのかと思いきや、いきなり
        「もーえーよ!あのそらにもーえーよっっ!」
        って元気に歌いながらスキップするように
        袖に走って消えていったw
        退場の仕方が新しいww
        全然しんみりしなくて最高だったw


        アンコールがない1:30ほどの公演でした。
        時間は短めでも全然気にならないというか
        あっという間でハッピーな気持ちになれた
        素晴らしいLIVEでした。
        見られた幸運に感謝します。

        また絶対行きたい…というか
        行くだろうな。

        堂々とした演奏ながら、
        新人らしい初々しさも残っていたので
        進化を追っていくのが楽しみで仕方ないです。

        11/28代々木の千秋楽は
        配信もあるみたいなので興味がある方は是非。


        願わくば、音楽番組にも出てほしいな。
        コロナ禍に現れた救世主!的な
        マスコミが作るストーリーに関係なく、
        音楽だけで感動させられる人なので。


        ▼Fujii Kaze "Free" Live 2021 at NISSAN stadium



        私も陰ながら幸せを祈っとるよ。


        こんなただの感想文を
        最後まで読んでくださって
        ありがとうございました。

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          ひんしの夏フェスティバル(8/18SUMMER SONIC大阪前編)

          • 2019.08.25 Sunday
          • 14:51


          友達のチョモさん、
          ちょーじさん、小町エンジェーさんと
          四人でのぞんだ今回のサマソニ大阪。

          えーっと結論から言うと
          個人的には大敗北でした。
          体がね。

          あんなに気張って準備して、
          必死で色々やって寝ようとしたのに
          (必死な時点で駄目なのは知っている)
          まともに眠れなくて耳詰まり気味、
          おまけに腹痛&腹を下して
          早朝から割と最悪な状態であった。

          とりあえず薬で抑えて大阪まで行き、
          そこからちょーじさんの車で会場へ。

          駐車場からシャトルバスが出発した途端
          身分証入った財布が無いことに気付く。
          車外の可能性もあるため一人でまた
          シャトルバス往復の旅へ…。
          この時点で迷惑かけまくり。
          (財布はシートの隙間に落ちていた)


          以下、見たアーティスト、バンドについて
          感想を書き残してみる。

          …ただし私は正直、今回はラインナップ的に
          洋楽で特別見たい人がおらず
          基本邦楽中心にゆるーっと見たので、
          洋楽レポを探している人には
          全く向きません。

          あとクッソ素人。
          びっくりするぐらい虚弱の。
          挙げ句客をdisっているし。
          良いところがない…。

          ライトっていうか非ファンなので
          見当違いの感想も多いかもしれない。
          それぞれのファンの皆さんすみません。
          先に謝っておきます。
          あとネタバレ分からないんで一応下げます。
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            変わること、変わらないもの (Suchmos LIVE感想190511広島)

            • 2019.05.19 Sunday
            • 16:23


            行ってきました二ヶ月連続広島。
            二ヶ月連続の広島サンプラザ。

            今回はSuchmos。
            新しいアルバムでの変化が凄くて
            話題になっている彼ら。

            私が初めて彼らのLIVEに行ったのは
            一昨年の10月。
            その時は同じ広島の、
            800人ぐらいのライブハウスだった。
            →景色を綾なす音楽(SuchmosLIVE感想171013広島)

            今回も友人のチョモさんと。
            だったんだけど、開演10分ほど前に
            来れないはずだったちょーじ氏が来ていて、
            斜め後ろにいるのめっちゃ面白かったw
            B'zファン3人揃って何だこれw

            今回はアリーナツアーということで、
            6000人ぐらい入るのかな?
            捌けてるのか若干心配だったけど
            ぱっと見は埋まっていた。
            ただ私達の左右の椅子は5席ぐらい空いてた。
            踊り放題。


            そんなにまとまったMCがある訳でもないし
            レポは書けないけど、覚えていることと
            感想だけ。

            私はファンとは名乗れない一リスナーだし、
            その割には率直な感想を
            ズケズケと書いてしまう
            ただの素人のB'zヲタなので、
            失礼な表現が出てきたら申し訳ない。
            気にする方はここで帰ってくれ!(態度)


            以下ネタバレだよ。

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              音に包まれる感覚(サカナクションLIVE感想190414広島)

              • 2019.04.21 Sunday
              • 16:27


              行ってきました2回目のサカナクション。
              前回はこちら。
              →世界観ハンパない(サカナクションLIVE感想170528広島)

              どライトなのでレポ書く気は 全然ないというか書けないんだけど、
              とっても楽しかったので覚えている事だけ。

              どこまでネタバレか分からないので
              一応開けます。
              この先バレ注意。

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                新しい、朝(SuchmosLIVE感想180331大阪)

                • 2018.04.08 Sunday
                • 15:50


                3/31、行ってきましたSuchmos大阪。
                オリックス劇場は前に一度行ったけど、
                心斎橋から近くて便利だね。
                行きたかったおしゃれカフェにも行けて
                気分上がったまま行った。
                とはいえ、不眠で全く眠れなくてフラッフラだったので
                スタンディングじゃなくてよかったよ…。

                レポは書けないと言うか、
                書くつもりもなく行った。
                語弊があるかもだけど、
                覚えよう焼き付けよう!って気負いが全く無いので
                純粋に楽しめるんだよね。
                まあどこに行ってもヲタク気質なので、
                双眼鏡(スタジアム仕様)は持って行ったけどな。

                セトリすらなかなか見つけられなくて
                (メモってないから勿論覚えてない)
                すごい自信ないので、間違ってたら教えて下さい…(誰に)

                以下、本当の感想文。
                あ、ネタバレです。
                私、超ライトです。
                友人から言わせるとファンらしいんだけどw

                ついでに稲葉浩志ヲタクです。
                色々と言ってるけど悪いことは言ってないので(つもりなので)
                ファンの人は怒らないで下さいごめん(先に謝る)。

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                  景色を綾なす音楽(SuchmosLIVE感想171013広島)

                  • 2017.10.22 Sunday
                  • 17:28


                  行ってきました、初Suchmos。

                  今年1月に気になって
                  楽曲を集めたという超にわかながら、
                  そこから毎日のように延々と聴いていたので、
                  ずーっと楽しみにしていた。

                  シングル買った時に応募券がついていて、
                  近隣は広島市内しか無かったんだけど、
                  何の迷いもなく申し込んだよね。
                  思えばこんなにハイスピードでLIVE行ったのは
                  初代en以来。
                  どっちも広島市という。

                  今回の会場は、今年2月に
                  稲葉ソロプロジェクトである
                  INABA/SALASで行ったばかり。
                  さらにサポメンのスチュワート・ゼンダーと
                  Suchmosメンバーとはリスペクトからの
                  交流があるということで、
                  何だか、勝手に縁を感じてしまった。

                  おまけにブルーLIVEは、
                  名前にもあらわれているけど
                  まさに目の前が海
                  Suchmos側は狙って会場選んだのか?ってほど
                  絶好ロケーション過ぎた。


                  感想をがっつり書きたかったんだけど
                  全然覚えてなくてw
                  あと、いつもとジャンルもファン層も違うから、
                  どういう感じでレポしていいのか分からなくて
                  ビクビクしているんだよw

                  ファン層と言えば、想像以上に
                  年齢の幅が広かった。
                  多分20代中心だけど、女子高生も居れば
                  会社帰りのおじさんもいる感じ。
                  血の気多そうなディッキキッズは少ない。
                  確かに、暴れてなんぼのキッズには
                  あまり合わないかもしれないw

                  新アルバムの傾向もあってか
                  音はロック色が強めだったけど、
                  モッシュなどはなく、
                  周囲のお客さんも
                  ゆらゆら踊っていたり
                  両手を振り上げていたり
                  それぞれ楽しんでいた。
                  閉鎖的な空気も
                  一体感の同調圧力もなく、
                  居心地がよい感じだったな。

                  私たちは300番台で
                  上手端の前の方にいたんだけど、
                  メンバーは結構後ろに下がって
                  演奏しているので、
                  全員は見えなったんだよね。

                  なのでどうしても前方メンバーの
                  話が長くなるんだけど(怒らないで←)、
                  ベースのHSUさんは
                  やっぱり上手いなーって。
                  ベンベンいわない、深く印象に残る音色。
                  気持ちよく波に乗らせてもらいました。
                  コーラスも良い声!
                  あと、貫禄が20代と思えないw

                  INABA/SALASについて触れてくれていたのと
                  サラスゼンダーと飲んでたの、
                  何だか嬉しかったなー。


                  キーボードのTAIHEIが、
                  途中のダンスタイムに
                  キーボードブースを飛び出して
                  私達(上手端)で身を乗り出し、
                  そこで触りたいために
                  超圧縮が起こったのびっくりした!
                  どうやら珍しいことみたい。
                  盛り上がっていたのかな。嬉しい。


                  お皿のKCEEはお顔が可愛いと
                  私の周りでざわつかれていたw
                  友人チョモさんもお気に入り。
                  彼のプレイで全体が引き締まっているよね。


                  ドラムのOK、ギターのTAIKINGは
                  挨拶の時にしか拝見出来ていない…。
                  今回は音が聴けたらいいと思っていたから、
                  あまり乗り出したりもしていないしね。


                  そしてボーカルのYONCEはね、
                  でかい!
                  背の高い人って埋もれスタンディングでも
                  はっきり見えるから助かるねw
                  長身で超小顔ってすごいな。

                  冒頭はジャージ+
                  白地に白ロゴのMOTHER FXXKERTシャツと
                  ストレートデニム?下はあんま見えてない。
                  後半の畳み掛けタイム辺りで
                  ジャージを脱いでTシャツ一枚に。
                  落語家が羽織脱ぐのと雰囲気同じ?って思ったけど、
                  これどっちか側から怒られるかもしれない←

                  アンコールはサッカーユニフォーム。
                  無知だからチームは分からない申し訳ない。
                  このサッカーユニも定番なのかな。

                  Tシャツ一枚の時に横から見たら、
                  めっっちゃくちゃ細くてびっくりした!
                  でもスッと姿勢が良いからか
                  骨格や筋は綺麗に出ていて、
                  何となくサッカー少年みたいだなって。

                  サッカー少年と言えば、曲間に
                  お水をなかなか飲まないな?と見ていたら、
                  途中で水を出してきたんだけど
                  その水が2Lサイズで、うっかり
                  「でかっ!」って声出たw
                  毎回その2Lを出してくるw
                  しかも、一回に凄い量を
                  ゴッキュゴッキュ飲んでいたw
                  フィールドサイズだね。
                  知らんけど(お前)


                  物議を醸したらしいw赤金髪も、
                  とてもお似合いだった。
                  ラフにぐしゃっとやれるのが利点。


                  私は何せ、
                  ロンゲになったり金髪になったり
                  ホッパン履いたりTバック履いたり
                  墨増やして背中に龍背負ったりした
                  ロッカーが好きなので、
                  ヨンスも今後、見た目は
                  その都度変わっていくんじゃないかな?
                  って予想しているけど、
                  そういうのも葛藤の末の
                  進化の証だったりするので、
                  応援してあげてほしいな。
                  どうしても保護者目線になってしまう…(;∀;)


                  肝心のお歌は、想像よりもっと
                  高音が綺麗に出ていて、
                  あの音域の広さは武器だなと。
                  ファルセット多用の楽曲が多いけど
                  裏返ったりもしてなかったし、綺麗だった。
                  喉が疲れないように工夫しているのかな。

                  ヨンスは、声は勿論だけど
                  立ち姿もセクシーで、
                  なかなか居ない貴重なボーカルだなと。
                  ただ、『エロい』とは違うんだよね。
                  その華奢な身体も相まって、
                  少年性のある脆いセクシーさというか。

                  あと、動きの一つ一つが流麗で、
                  研究しているなーと。
                  やっぱ動きの美しいボーカルは
                  見ていて楽しいです。


                  …ここまで書いといて、
                  ボーカルの話ばっかするな!って
                  怒られそうで怖いんだけどw、
                  ボーカル好き素人なんで許して(反省してない)。


                  以下、楽曲に触れるので
                  気になる方はネタバレ注意な。



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                    世界観ハンパない(サカナクションLIVE感想170528広島)

                    • 2017.06.04 Sunday
                    • 17:04

                     


                    というわけで、
                    行ってまいりました。

                    サカナクションは
                    前から一度行きたいと思っていて、
                    今回、運よく
                    リロード復活で取れて。
                    (一般発売完売後、リロードを続けていると
                    数時間以内はキャンセルなどで
                    一瞬復活することがあります。
                    むしろ一般発売は予定枚数終了になってからが勝負)

                    サカナクションは
                    アルクアラウンドの頃から好きで、
                    アルバムは全部聴いている。


                    ▼サカナクション / アルクアラウンド



                    行く前まで山口さん以外の
                    メンバーの名前も怪しいレベルの
                    超ライトなので、
                    どんな感じのLIVEなのか
                    わくわくしてました。
                    (一度GyaOでダイジェスト的なのは観た)


                    言い方が失礼に当たったら申し訳ないけど
                    エレクトロなイメージがあったので、
                    冒頭から想像以上に
                    ロックバンドだなーと思った。

                    ただ、途中で全員が
                    サングラス(バッハに出てくるみたいな)かけて
                    横一列に並んだDJ卓(だよね?)とMac前に。
                    PCでミックスしてるのかな?
                    新鮮で楽しかった。

                    セットリストも
                    大体知ってる曲で(そりゃ聴いてるからな)
                    とにかく想像以上に踊り倒して汗だくになったよ。
                    楽しかったー!


                    じゃ…←

                    いやw
                    私みたいなクソライトが
                    余計なこと言ったら
                    怒られそうでw


                    怯えながらちょっとだけ感想を。
                    もちろんネタバレです。

                     

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